【一昼夜念仏・万灯会】特別企画その1(御三卿像)
一昼夜念仏・万灯会10周年を記念いたしまして、『一光三尊仏、御三卿像、聖徳太子の御開帳』をいたします。
本記事では、御三卿像のご紹介をさせていただきます。
御三卿像
公開時間 ※往生礼讃 勤行中を除く
11月9日(土) 16:00~21:00
11月10日(日) 9:00~14:30
善光寺の御三卿さまと言われる、本田善光(よしみつ)さま、彌生(やよい)さま、善佐(よしすけ)さまは
宿世の因縁に因って、難波の堀江に沈んでいた一光三尊の善光寺如来を感得し、
背中に背負って信濃の国にお移ししました。
しかし、尊い如來さまを俗人の家にお祀りするのは恐れ多いとして、お堂を作って祀りましたが、
次の日の朝には尊像は家の臼の上に戻ってきたのです。
これを尊いことと悟り、善光さまの一家は自分たちの住まいにお祀りして心の拠り処としたのです。
これが我が国において、仏像を自分たちの身近にお祀りする最初期の例となったのです。
ご開山親鸞聖人も善光寺にお籠りし、如来の尊い教えと共に、
ほとけさまに包まれて生活するという御三卿一家の尊い御生活に思いを致されたのでした。
これによって善光寺一光三尊のご尊像ある所には、僧俗を超えた御給仕のお手本を示し給うた
御三卿をお祀り申し上げるのが古来からの習わしとされています。
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当日の灯明受付時間は 11月9日(土)15時30分~19時30分 です。
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