聖徳太子 絵解き法話 ご案内
報恩の一昼夜念仏万灯会開催日11月6日18時頃~ 桝田 英伸氏
聖徳太子1400回忌記念 絵解き法話を開催いたします
「予約不要 本堂へお越しください」
〇聖徳太子千四百年御聖忌を迎えまつりて
和国の教主聖徳皇
広大恩徳謝しがたし
一心に帰命したてまつり
奉讃不退ならしめよ
親鸞聖人『皇太子聖徳奉讃(こうたいししょうとくほうさん)』より
今年は和国の教主(日本のお釈迦さま)と敬われる 聖徳太子の千四百年御聖忌であります。
親鸞聖人は若き日の誰にも言えぬ悩みを解決したいと 比叡山より聖徳太子ゆかりの京都の六角堂に通い 百日の祈願を以って一心に太子のお助けを願われました。
その九十五日目の朝がた 夢に聖徳太子のお告げを戴かれ、法然上人の説く専修念仏の教えに出会われたのでした。
その御恩を深く思い 聖徳太子を称える『和讃』を数多く作られ 未来の私たちにも「奉讃不退ならしめよ」と仰せになっておられます。
本年の願隆寺一昼夜不断念仏会においては この親鸞聖人のおこころを戴き お残しになった『皇太子聖徳奉讃』をはじめ、聖徳太子を称えまつる和讃を六時禮讃の付け和讃として真俗大衆諸共に称えまつらんと期しております。
仏教だけではなく 日本文化の根幹をなす『和を以って尊しとなす』の精神こそ 現代を生きる私たちがもっともかえりみなければならないものと 「報恩」を毎年のテーマにしている この萬燈会一昼夜念仏のご縁を以って みなさんとともに味わいたいと思います。