【一昼夜念仏・万灯会】灯明・常香は何のため?
今年も、11月4日から5日にかけて、『報恩の一昼夜念仏・万灯会(まんとうえ)』を行います。
『報恩の一昼夜念仏・万灯会』とは、仏さまに灯明を供え、日頃の報恩感謝を込めて一昼夜「南無阿弥陀仏」を称えお参りする行事です。
境内中に灯明がお供えされ、そして本堂の常香盤から焚かれたお香が一晩中本堂、境内に広がります。
大変幻想的な夜となります。
さて、万灯会にとって大切な灯明、常香のお供えですが、皆様その意味をご存知でしたでしょうか?
今回は灯明、常香についてのお話です。
灯明・常香のおすすめ
親鸞聖人はみ教えをを心に掛ける人を染香人と仰せられ、
阿弥陀如来の智慧のはたらきを香りと光にたとえ「香光荘厳」と讃えられています
灯明は仏様の智慧を表し、
常香は常にかぐわしいお香を捧げることにより、
み教えを世間に広めていくことを表しております
灯明や常香を捧げる事で、
仏様やご先祖さまに感謝の心を伝えるよりどころとなり、
仏様の恩恵に授かれるとされています
万灯会のこの機会に、灯明の御懇志をお勧めいたします
今年も18時頃から、境内に沢山の灯明の明かりが灯ります。
世の中が大きく移り変わっている今だからこそ、仏様に日頃の報恩感謝を伝える機会にしていただければと思います。
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寺務局 N